前に1度、私は隠れ腐女子だと書いた事があります。興味がない人はbackでお願いします。
最初は私も抵抗があったのですが、当時の職場の友達に勧められて読んだマンガがとても面白くてすぐにハマってしまいました。
きっと一番最初に読んだ作品が良かったからだと思います。もし違う作品だったら、ハマらないままもう読む事もなかったかも?
マンガもそうだし、小説も好きです。
今までたくさんの作品を読んできました。
だけどこのジャンルなかなか難しくて、絵が可愛いと思って買っても内容が好みじゃなかったり、内容よりあっちがメインだったりで、けっこう失敗も多いです。
なのでここ最近は好きなマンガ家さんや作家さんの作品を作者買いすることがほとんどです。
声優さんやアニメには詳しくないので、正真正銘の腐女子を名乗れる程ではありません。
これまでいろいろ読んで来て、まだ私の中でこれを超える作品はないと断言出来てしまう作品があります。
それがこの『どうしても触れたくない』です。
とにかくめちゃくちゃ切なくて、内容がとてもいい!!
なんていうのかな、BLの枠に収まりきれないくらいしっかり登場人物が作品の中で生きているんです。
そして、これは男女の恋愛ではなく、男同士だからこその切ない葛藤と、主人公の臆病な気持ち。
共感とか、自分を重ねてとか、そんな風に感じる所なんてないんだけど、ただただ引き込まれていきます。
私、この作品は唯一ドラマCDまで買いました。本当に大好きな作品なんです。
そしてなんと!!私がKスケさんに出逢ったのもこの作品がキッカケでした。
いつもの様にYouTubeサーフィンをしている時に、たまたまオススメ動画の中にこの作品の映画の予告動画があったのです。
マンガ自体はもう何年も前に発売されていたので、あえて自分から検索をしたりしていなかった私は実写化で映画になる情報なんて全く知りませんでした。
本当に大好きな作品なので、実写化は少し見るのが怖い気もしました。
だけど、大好きな作品だからこそスルー出来るはずもなく、ぽちっと再生してみると・・・
大好きな作品の、大好きな主人公がそこにいました。
Kスケさんは主人公の嶋俊亜紀役。
「嶋ちゃんや~~~」
まさに嶋ちゃんそのものでした。この時の感動は今でも忘れません。
この映画、絶対観たい!!DVDになってるのかな?
すぐに調べてみると、なんと上映の2週間前だったのです。
すごい・・・こんなタイミングで見つけられるなんて。
大阪では小さなシアター1ヶ所だけの上映でしたが、私の家からとても近い場所でした。
結果、私はこの上映期間中に4回も観に行きました。
いつも満員で次の回のチケットを買わなければ見れませんでした。とても良い作品で何度も上映期間が延長され、最終的にはKスケさんと監督が舞台挨拶にまで来てくれたのです。
もちろん、その時は始発で行ってチケットを確保しました。
これがKスケさんを生で観た一番最初。
それまでKスケさんのいろんな動画も見ていたのですが、どうしても嶋ちゃんと重ならない。
これ、本当に嶋ちゃんなのかな?顔は確かにこの人なのに、全然重ならない。とても不思議。それと同時に役者さんってすごいなぁ~って思いました。
初めて生で観たKスケさんはとても美しくて、私は本来イケメンは好きではないのですがもう引き返せなくなったのは言うまでもありません。
今、この有様ですからww
もちろんDVDも買いました。私が人生で一番繰り返し観ている映画です。
生のKスケさんはもうたくさん見たし、この作品以外のKスケさんを見る事の方が多い。
嶋ちゃんよりKスケさんの方がたくさん見てる。
なのに、未だにこの作品だけはKスケさんに見えないんです。
嶋ちゃんにしか見えない。
とにかく私にとって大好きで大切な作品なんです。
原作に忠実に作られていて、女性の監督だけあって映像や光、音楽がとてもシンプルなのに美しい。
最初、観るのが怖いと思った実写化でしたが、ほんとうに素敵な映画でした。
オススメなので、騙されたと思って見て欲しいです。
なんで今日、いきなりこんな話をしだしたかというと、原作者であるヨネダコウ先生の10周年記念ファンブック『20072017』を、今日やっと手に入れる事が出来たからです。
ヨネダ先生の作品はどれも大好きで、完全に作家買いですが失敗知らずです。
もう、内容がすごい!!登場人物がすごい!!
この『20072017』には、『どうしても触れたくない』のその後のお話が少しだけ収録されています。
とってもキュンキュンしてしまいました。
嶋ちゃん可愛い~~~♡
「可愛い、可愛い♡」言っとりますが、嶋ちゃんは決してショタっぽい乙女チック男子ではありません。
むしろ、ちょい暗めの愛想ない系男子です。
その嶋ちゃんが・・・外川さん(相手)のこと大好きなんだな~~ってのが、もうたまらなくいいんですよ!!
このジャンルに馴染みのない方は少し抵抗があるかもしれませんが、この作品に関してはBLなんだけどBLを意識せずに触れられる作品だと思います。
だけど、BLだから!!ってのが絶対にこの作品の良い所なんです。
何度も言いますが、オススメです!!
※Kスケさんって伏字にする意味あんの?って感じですよね💦
検索に引っかかってファンの子に見られたくないので(;^ω^)