ウォーターシューター紛失事件が発生した時、私たちはしばらく待合室の様なところで待たされていたのですが、そこはチャイルドスイッチの待合室でした。
チャイルドスイッチというのは、例えばお父さん・お母さん・小さなお子さんで訪れている様な時、子供が乗れないアトラクションでも大人が楽しめる為のサービスです。
まずお父さん(お母さんでもいいけど)がシングルライダーの列に並びます。その間お子さんとお母さんは一緒に待合室でその帰りを待ちます。お父さんが帰って来たら次はお母さんがアトラクションに1番に乗れる権利を持っています。同時には並べないので一人が並んで、戻って来たら1から並ぶのではなく、すぐに次のアトラクションに乗せて貰えるというとても便利で素敵なサービス。
そのお部屋でしばらく待っていて、対応してくれるお兄さんが私たちの前に来て話始めると小さな男の子が寄って来ました。
最初、なにかな～？と思って私たちも話を中断したんですが、その子のお母さんが「いまお話しているから後にしよ？」と子供をなだめていました。
その子を見ると、目に涙いっぱい溜めていて・・・私たちの話はもしかしたら長くなってしまうかもしれないから「どうしたの？先に言っていいよ？」って言ったんです。
そしたらその子は泣きながらクルーのお兄さんにこう言うのです。
「お父さん帰ってくる？お父さん大丈夫？」
あぁ、お父さんがひとりでアトラクションに乗りに行って心配になっちゃったんだな～ってとても微笑ましく見ていたんですが、クルーのお兄さんが「大丈夫だよ～。もうすぐ帰ってくるよ～」って答えると、その子はお母さんではなく、お兄さんにすがりついて泣きだしたのです。
その瞬間、その部屋にいた大人たちはみんな口を押えて歓喜の声を漏らしました。
なんて素敵な光景なんだ！！
なんて可愛くて心の優しい子供なんだ！！
とってもほっこりした気持ちになりました。
その子にとっては、大好きなお父さんが戦場に送り出された様な心境だったのかな？
どんな育て方をしたらあんな純粋な子供になるんでしょうね。
思わず涙が出てしまいそうになるくらい、感動的な場面に遭遇させて頂きました。
めっちゃ可愛かったなぁ～。
まぁそんな素敵な光景を見せてもらったにも関わらず、その後はピリピリした展開になってしまったんですがね💦
いろいろありましたが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは楽しかったです。
また早く行きたいなぁ～。