お金のかかる趣味

昨日も書きましたが、長年働いていた仕事を辞め、ひとり暮らしを解消し実家に出戻ってからもうすぐ4年になります。

何度も面接を受けて、結果を待って、働き始めても自分には向いていなくて続かない・・・。そんな時期が半年ほど続いて本当に焦りと不安で毎日眠れなかったです。

ようやく今の仕事に落ち着いた頃、私はある舞台俳優さんに出逢いました。仮のお名前はKスケさんとしましょう。

一番最初に観たのは舞台ではなく、映画でした。それも小さいシアターでやっている様な映画で、大阪ではそのシアターでしか上映されていません。

それまで芸能人と言えばテレビに出ている俳優さんや女優さん。アイドルや歌手、芸人さん。LIVEだけで活動されているアーティストや、スポーツ選手。(これは芸能人とは違いますがスターと言う意味で。) なんとなくそんなイメージを持っていました。

テレビの出演はほとんどなく、舞台を中心に活躍されている役者さんはとにかく自分から動かないとその姿を見る事はなかなか出来ません。

インターネット放送などに出演されたりもしますが、舞台俳優をしている彼が好きなのに、お芝居を観ないと意味がない!!
最初の1年は我慢しました。私は貧乏だから会いに行けない・・・
でも、1度生で観てしまうともう止まりませんでした。

DVDにもなったりしますが、やっぱり舞台は生モノなんです!!
大きい舞台なら地方公演もありますが、ほどんどが東京公演のみ。
しかも、舞台のチケットは結構高いんですよね。その上、プレミアムシートなる特別席もあったりして・・・。
座長公演になると、ロビーにお花を送ったりもします。

新幹線代にホテル代。せっかく高いお金を払って遠征するなら可能な限り観て帰りたいと、同じ舞台を2公演、3公演・・・と。先ほども言いましたが舞台のチケットは高い!!

おまけにKスケさんは、俳優業以外にも音楽活動もされています。舞台だけでも忙しいのに、その合間にけっこうコンスタントにLIVEもあるのです。

ほぼ毎月の様に東京遠征。1週間に2往復した事もあります。

私の場合、本当に年がら年中貧乏なので、よく2年間もこんなことが続けられたなぁと自分でも不思議です。
それでも貧乏故に諦めることも少なくありません。キリがない程次から次へと告知告知告知・・・。

チケットを申し込む → ご用意出来ません。→ 必死に探す → 意地でも観に行く。

もう本当に観たいのかよく分からない状態。なんだか行かないといけない様な使命感

私なんてまだ少ない方で、会場で見かけるレギュラーのファンの方々は、もうどこに住んでいるのか分からないくらいどこにでもいらっしゃいます。

舞台俳優のファンはお金がかかる!!しかも、やっぱり生のお芝居に触れるとハマってしまうんです。
熱烈なファンはどの俳優さんにもいます。
Kスケさんのファンになるまでこんな世界があるなんて知りませんでした。
私なんて‟追っかけ”とも名乗れない様なひよっこですよひよこ

そんな私は、ズボラな性格ではありますが、パソコンの無料サイトで家計簿をけっこうちゃんとつけています。
というか、これをつけていないともう支払いがいくら残っているのか把握できなくてとんでもない事になってしまいます。
それもこれもヲタク活動をする為には必要なのです。でも、ただつけて支払いと使った金額が分かるだけで、そこから反省して節約するという事に繋がらないのがなんとも私らしい・・・。

Kスケさんに使った金額は怖すぎて振り返れません( ;∀;)

こんな事いつまでも続けられない。分かっているのに、それに向き合うと楽しみを全部奪われてしまう。
受け入れるのが怖くて、考えないようにしていました。頭の中はいつもお金の事を考えています。

もうどっかでちゃんとセーブしないと・・・。限界がきたわけではないのですが、本当にキリがなくて、強制的に1度冷静になる時間を取る事にしました。

冷静になればなるほど、将来への不安が膨らみます。もう遠征どうこう言ってる場合ではない!!

今でも行きたくてたまりません。ファンを辞める気もさらさらありません。だけどちゃんと厳選しようと思います。

それがこのブログを始めたキッカケでもあります。

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