仕事を辞めるということはとても難しい

こんばんは!最初に言っておきます。今日めっちゃ長くなると思います。
長くなったから次の記事に分けて~とかもせずに一気に書こうと思っています。
そしてあまりポジティブな内容ではありません。

今の会社に入社してから約8年間していたお仕事が別の地域に移管になり、今の仕事に移動になってから約5か月かな。

この話は前にも書かせてもらいましたが、多分その時はまだ始まったばかりで覚えることもたくさんあって、業務の内容も難しいから大変だけど前向きに頑張りたいって書いていた気がします。

それから少し月日が経過して、今どうなっているかというと・・・毎日ほんとうに辞めたい・・辞めたい・・・辞めたい・・・。

前の仕事もしんどくて辞めたいって何度も思ったし、実際辞めたいって事も何度か伝えたことがあった。それでも結局辞めれないまま続けていたらあっさり移管になって、新しい仕事になってそこでも辞めたいって思っていて。

私みたいに何の資格もなく出来ることも少なくて、年齢もそこそこいっていると辞めたくても辞めた後の事を考えるとなかなか怖くて決断できません。

8月のお話しになるんのですが、私もう本当に限界で「辞める」ということを会社に伝えました。

少し経緯をお話しさせてもらうと、7月の時点でもうこの仕事私には向いていないなって感じていました。事務のお仕事とはいえ同じ処理を繰り返すわけではなく案件によって対応方法も違うし、その判断の基準がすごく曖昧。知識の薄い中でこれまでの経緯を時系列で読み解いてどういう対応方法で進めていくのか判断が必要になってくるのです。

間違った判断をしてしまうとクレームに発展したり、大事故に繋がってしまう可能性があります。上に確認しないまま自己判断でそれをしてしまうと後になって「確認した?なんで確認しなかったの?」ってなるのは目に見えてます。

そんな怖いこと出来るわけないじゃないですか。
だから多分これであってるかな?多分こうするんだろうな?

そう思っても「多分」が頭についている以上、「これでいいですか?」って確認してからじゃないと進めない。でも管理者は常に誰かに呼ばれて忙しそうにしていてなかなか聞きに行けるタイミングがない。そうこうしているうちに自分の手元で止まっている案件がどんどんたまっていく。

1つの案件を処理するだけでも時間がかかるのに何件もそんなの手元に残っていたら、気持ちばかりが焦って、時間はどんどん経って通常の案件の処理も進まない。

それが積み重なって大きなストレスになりこれはもう無理だと思いました。

毎日仕事に行きながら、常に次の仕事を探していました。
7月の時点では会社は辞めずにどこか移動させてもらえないかと考えていました。

ですが、求人に出ているのは電話対応の仕事ばかり。
事務だけで電話対応のない仕事は全然ないのです。あってもすごく遠くて家から毎日通うのは無理な場所。

ここはどうかな?って思う求人が出ても募集期間が短く、まだ辞めたい、移動したいとすら伝えていない以上応募することもできないので身動きが取れません。

そんな感じで次の仕事どうしよう、でもここではもう長くは自分が持たない。

その時の事務の人数は4人ですよ。毎日上がってくる当日分の案件に加えて進行表には精査が必要な管理簿、レポートを抽出しての精査、システムからの精査・・・とてもじゃないけど4人で回せる仕事量ではありません。

しかもうちの部署は年中無休。スタッフ4人でも4人全員が出勤している日なんてほとんどありません。2人しかいない日もあるし私ともう1人は19時までの固定シフト。

19時で帰らせる気なんてないんだなって思わざるを得ない人数とシフト。

当然当日分の案件を処理するだけで精一杯で、残っている仕事は管理者が取ってくれるか次の日に回すか。

帰る時間になっても手付かずの仕事が大量に残っているのに帰りたいなんて言えないし、ましてやこんなに残ってるの??なんにも終わってないやん!って空気。

実際はそんなこと言われないし、思っていないのかもしれないけれど、あまりに仕事の進捗が悪すぎて自分がそう感じているからそう思われてるって思っているだけなんだけど。

私この8時間なにしてたんだろ・・・なんでこんだけしか出来てないんだろ・・・って居たたまれない気持ちが押し寄せてくるのです。

そんな毎日を繰り返していたら、1日1日はあっという間に過ぎていくのにその1日1日がどんどん重く億劫なものになっていきます。

私この時の契約を3か月で更新してもらっていました。本来は半年更新なんだけど続けていけるか自信がなかったので3か月にしてもらっていたのです。なのでその時の契約期間は10月末まででした。

8月に入ってからはさらに地獄で。

職場でコロナ感染者や濃厚接触者が大量に出ました。
ただでさえ少ない人数なのに、より大変な状況に。

私は幸いコロナには感染せず、濃厚接触者にも該当することもなく仕事には行けていたのですが・・・こんな事を言うのはよくないし言っちゃいけないんだけど・・・コロナになった方がいいんじゃないかって思えてしまうくらい、感染していないことが不幸に思えるくらい辛く感じました。

19時までの固定シフトの約束だったはずなのに毎日22時まで当たり前に残業させられて、残業できるかどうかの確認もしてもらえなくて・・・それでも帰れないのは仕事をさばけない自分が悪いんだって思うしかなくて。

家に帰って来てもごはんを食べることすらしんどくて、ぼーっとしてたらすぐに寝なきゃいけない時間になってて、寝たらまた朝がきて、そしたらまた仕事に行かなきゃいけなくて。

仕事は大事だし働かせてもらえることは有難い。残業代も1分単位でしっかり出るからむしろ残業できる事だって本来感謝してもいいのかもしれない。

そう思う自分は確かにいるんだけど、とにかくもう毎日仕事に行く事が苦痛でたまりませんでした。朝起きて突然家から出られない・・・そんな日が明日来るかもしれない。

結構ギリギリの状態だったのかもしれません。

本当は会社を辞めるのではなく移動をお願いしたかったんだけどその時の契約期間が10月末までで、7月に有給が出たばかりだったので私の有給の残りは38日あったのです。

会社の求人を見ても移動できそうな仕事がない。別の会社の求人ならたくさんある。
でもきっと釣り広告で実際はそんな仕事はないんだろうな・・・。

たくさん悩んだけど、もう他所で探すしかないんだろうなという結論に至りました。
次を探すなら有給期間中に探さないといけない。

そうなると私は9月、10月はもう出勤しないことになる。
だったら8月中には退職の話をしないといけない。

そう思っても毎日忙しくて、話をする時間を作ってくださいと伝えるタイミングすらなくずるずる日々が過ぎていきました。

もうほんとに日にちがないと、やっと伝える事ができたのが8月の22日です。

当然、話はうまく進まず・・・でも私は続ける事は出来ない意思を伝えました。

ギリギリで伝えたのは申し訳ないけれど、会社だって私たちの事を気にかけてくれていなかったのは事実。19時ですら難しいって伝えてお互い譲歩したうえでの移動だったのに現状の事見て見ぬふりをされていた。そういう鬱憤も蓄積されていました。

上司は一旦持ち帰ると言いました。私は「よろしくお願いします」と置いて帰ったつもりでした。

8月が終わろうとしているのに、その後その話をされません。
有給の残りの日数からいって、私は8月末か9月の数日間が残りの出勤だと思ってなんとか踏ん張っていました。

8月26日の金曜日。
その日も私は22時以降まで残業していました。そして9月のシフトには当たり前のように私のシフトが組み込まれています。

伝えたのが遅かったからもうシフトが出来ていたんだろう。

土日も出勤だったけど土日は上司がお休み。
その後の月火が私はお休みだったので次に上司に会えるのが31日になるのです。

もし8月末が最終出勤日になるのなら、短い間だったけどお世話になりましたとお菓子でも用意して行きたい。

そう思って帰り際に上司に聞きました。

「あの話ってどうなっていますか?私の最終出勤日っていつになりますか?」

その時の上司の返答は・・・

「あの話って持ち帰ったんじゃなかったっけ?」

思わず声が大きくなりました。

「私の気持ちは変わっていません!!」

確かに上司は持ち帰るとは言いました。
でもそれって残りの有給の確認だったり、9月のシフトの調整だったり、辞めるくらいなら別の所に行ってもらいたいっていう話だったからもしかしたら探してくれるのかとか、そういうのを調整することだと思っていました。

あれだけ悩んでやっと伝えたのに曖昧に片づけられようとしていることが本当に悔しかった。

その場で私の有給日数確認して・・・「今日はもうどうこうできないから」って。

その日はそのまま仕方なく帰りました。

自分で残りの有給と9月10月の出勤日数を考えると、おそらく9月に5日くらい出勤して終わるだろう。

8月末でキリよく辞めれればよかったけど、その辺の調整はもう任せようと思いました。

8月最終日、特に上司からその話をされることはありませんでした。
しかし、定時の19時を過ぎた頃、今まで残業が当たり前だったのに管理者が2人も来て「ありがとう、もう上がっていいよ」と声をかけてくれました。

その後、雑談のように軽く引き止めが入りました。

「失ってから気づいても遅いけど」と謝られ、
私も笑ってごまかしながら、でも辞める意思は変わっていないことを伝え続けました。

そして「早く帰ってって言ってるのに引き止めちゃってごめんね」と一人は戻る流れになったのですが、もう一人の人。事務の仕事でいちばん質問だったり判断を仰ぐ事が多かった方が、私のイスの隣にしゃがんで「引き止めるつもりはないけど少し話をさせてほしい」と。

これまで当たり前のように残業をさせてしまったこと、しんどい環境を変えることが出来なかった事をすごく謝られました。

その人が謝る事ではないのです。環境が悪いのは本当のことだけど誰のせいって誰も分からない。

私がしんどいと感じている以上に、辞めたいと伝えた上司や、今話してくれている管理者の人はもっともっとしんどい思いをしているのは知っています。

だから逃げ出そうとしていることが申し訳ないのです。

その人はそれまでリーダーという立場でした。リーダーでは納まりきらない仕事を抱えていたにも関わらず。そこがもうおかしいんだけどね。

「私、9月からSVになってん。だからこれからはもっと自分で決めることが出来るし、すぐには無理だけど絶対に状況は変えて行く。9月から事務の新人さんも一気に9人入れるから。2人、3人入れたって変わらんの分かってるから一気に人数増やすから。最初はしんどいけど残業もしなくていい状況には持っていくから」

私の中に迷いはありました。
次の仕事を探すのは大変だし、自分の条件にあった仕事なんてそうそうない。ましてやあったとしてもそこに採用される確率は低いだろうし、実際働いてみたらまた辞めたいって思うかもしれない。

だったらこんな風に必要としてくれて、置いてくれる職場にいた方がいいんじゃないか。

現実的に考えたらきっとそれが正しい判断。

だけど、もう自分が持たない。いくら仕事があったとしても、仕事に行けなくなるなら意味がない。

私はここで「辞めたい」と言った言葉だけは絶対に引っ込めたらダメだ。これまでそれで何度も後悔した。と自分に言い聞かせ、「ごめんなさい」とだけ伝えました。

その後の話。

9月に入り、でもまだ私が辞めるどうたらの話はされないまま。

9月2日だったかな?それまでコロナで休んでいて自粛期間後もずっと体調が戻らず8月いっぱいずっと休み続けていた私の一番近い上司が出勤してきました。

今の部署に異動になった祭、断る私をこの人が連れてきたのです。
言い方悪いですが(笑)

でも入社からずっと一緒に働いていて、前の部署でもずっとお世話になっていた人です。
もう会えないまま退職を迎えるかもしれないと思っていました。

会社に辞めると伝えた事はLINEで連絡していたのですが、その人自身も今の職場で続ける事が厳しいと感じてたので引き止められないと言っていました。

その日、私が辞めると伝えた上司より上の人。いくつかのデスクをまとめる人なので、普段は私たちが働く部署にはいません。そのGLがやってきて私に話しかけてきました。

「ちょっといい?〇〇さんと話してほしいねん。退職を考えてるって聞いたから」
〇〇さんっていうのはその休んでいた上司の事。

別室に連れて行かれて、GLからも謝られました。
「先月の残業、○○さん(私)が一番多かったわ。いちばん疲れてるよね」って栄養ドリンクを手渡されました。

そうなんです。管理者は毎日残業はしていますが、残業時間を管理されて早く帰れと調整が入るのです。それに10時~21時の部署なので昼から出勤とかもシフト上あります。

私は10時~19時までの固定シフトなので、フタを開けてみると毎日フルで働いていたようなもんなんです。

21時は部署の営業時間でそれ以降も残業は当たり前。

GLが「〇〇さんと二人で話して」と出ていき、上司と二人にされました。
私は二人になった瞬間、その上司に言いました。

「辞めますからね!!」

もう何も言わないで欲しい。私に迷いを与えないで欲しい。

「分かってる、分かってるから。まぁ座って」

そこから・・・15分だけ時間ちょうだいと連れて来られたのに、1時間半。

仕事が無限にある中そんなに時間を使ってもらうのは申し訳ないとは思ったのですが、ここは絶対に折れれない。

話はずっと平行線。

辞める意思を伝え続ける私と、引き止めないのに今後の体制について話す上司。

私の迷いは完全に見抜かれてしまっていました。そこをじわじわと責められるのです。

これが多分長年一緒に仕事をしてきた関係なのかもしれません。

でも、私はこの人に引き止められたから残るという答えを出したと、SVになったばかりのあの管理者に思わせるのが嫌だった。

ここに来て一番お世話になったのはこの上司ではなくその管理者の方なんです。

「やっぱり〇〇さんが話したから残った」って思われるのが嫌だった。

でも実際はそういう形になってしまったのです。

上司が提示した話は、これから大量に新人を入れる。最初はしんどいけど状況は絶対に変わる。そのためにも次に入れる人はフリーのシフトの人だけ。

当日分の案件は全員でとりかかって、精査はABで分ける。19時までの子と21時までの子にそれぞれABで振り分けるからどんだけ仕事が残ってても19時になったら気にせず帰ったらいい。そういう体制にしていく。

8月の残業は確かにしんどかったけど、もう残業云々の話ではなくなっていたのです。
仕事自体が難しすぎて定時の19時までの時間も苦痛で仕方なかった。

それもずっと伝えていました。だからここで残ると言っても明日の自分がどうなっているかも分からないんです。ここで残って9月や10月の途中でやっぱりもう無理だってなったら私は有給を捨てて辞めることになる。

次の仕事を探すなら有給は大事に使いたい。だから少し先に延ばす決断も出来ない。ここで辞めるべきだと考えている。

そういう話は全部蹴られました。

有給を消費するために契約の更新はできないことは一番最初に話した上司にも言われていたけど、辞めるつもりで更新したわけじゃないって途中で辞めることだって出来るねんから、そこはなんとでもなるよって。

まぁ契約満了と自己都合の退社ではえらい違いだとは思うのですが・・・。

私的にはちゃんと契約満了で辞めたいという考えが頭でっかちにあったので、今すぐに判断しないといけないと思っていました。

今辞めても、1か月後やめても1年後の状況は変わらない。
だったら辞めるのを1か月延ばして様子を見させてもらってもいいんじゃないか。

新人さんが入っても1か月では状況は変わらないけれど、少しでも動きだすならそれを待ってみてから決めても遅くはないかもしれない。

これが迷っていた私が、意思を貫けなかった原因です。

情けないけど、残る選択を選んでしまいました。

話が終わって、その上司と二人で私が辞めると伝えた上司の所に行きました。

もう少し残ると伝えるとその上司は両手をあげてくれました。

とても有難いけれど、私は「どうなるかは分かりませんが」とだけ最後に伝えました。

そして現在。

今も毎日仕事に行っています。状況は変わったか?
確かに動いています。

でも私は今も辞めたい気持ちに変わりはありません。

ここまでが辞めたい思った理由と、辞めると伝えた事、そして今も仕事を続けているお話しです。

明日はまだ辞めたい気持ちが続いている私の現状をお話ししようと思います。

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